大分活性化特別委員会「Z世代と考える大分の未来フォーラム2023」
第2回「Z世代と考える大分の未来フォーラム2023」
日時
2023年 2月22日(水)
15:00~17:00
会場
トキハ会館
次第
<第1部>基調講演(20分)
テーマ
「若者と大学を取り巻く環境変化から大分の未来を考えよう!」
講師
日本文理大学 学長室長 / 工学部教授 吉村 充功 氏
<第2部>パネルディスカッション(90分)
テーマ
「働きたい会社、働くまち、住むまちの選択」
○学生パネリスト6名
大分大学・大分県立芸術文化短期大学・別府大学・立命館アジア太平洋大学・大分工業高等専門学校
○社会人パネリスト5名/
大分経済同友会 大分活性化特別委員会 運営委員の所属企業5社
江藤酸素㈱・大分ヤナセ㈱・㈱古城・鶴崎海陸運輸㈱・㈱テレビ大分 様より5名
○コーディネーター
平倉啓貴 大分活性化特別委員会 委員長
*終了しました。
*参加者:約60名(学生聴講者15名を含む)
大分活性化特別委員会は、2023年2月22日に「Z世代と考える大分の未来フォーラム2023 ~働きたい会社、働くまち、住むまちの選択~Z世代」を開催した。大分経済の活性化には、「Z世代」と呼ばれる1990年代後半から2000年代に生まれ今後の社会の中心になる若い世代に、大分で就職・活躍してもらうことが不可欠である。そのためにどのような環境を整えるべきかという点がこのフォーラムの問題意識であり、2022年3月の第1回フォーラムに続いて2度目の開催となる。
今回のフォーラムは2部構成で、第1部の基調講演は「若者と大学を取り巻く環境変化から大分の未来を考えよう!」と題して、日本文理大学 学長室長/工学部教授の吉村充功氏より、大分の大学生の進学・就職動向について現況説明を受けた。
第2部のパネルディスカッションでは、大分県内の大学・高専に通う学生6名(大分大学、大分県立芸術文化短期大学、日本文理大学、別府大学、立命館アジア太平洋大学、大分工業高等専門学校)と、大分経済同友会の会員が所属する企業に勤める若手社員5名(鶴崎海陸運輸㈱、江藤酸素㈱、㈱古城、大分ヤナセ㈱、㈱テレビ大分)をパネリストに迎えて、大分の魅力・課題や、大分で就職したいか否かについて闊達な意見が交わされた。
大分の魅力に関しては、都会と田舎の中間で暮らしやすい、人と人の距離が近く地域住民が学生を受け容れてくれる環境があるなどの意見が紹介された。逆に改善すべき点については、大分に多様な魅力や企業があるという宣伝が不足しているとの声が多かった。大分県が福岡市中心部に開設したUIJターン支援拠点施設「dot.」のように、学生が自由に出入りできるコワーキングスペースが大分にもほしいという要望もあった。最後に、大分での就職を考えているかを学生に尋ねたところ、多くの学生が大分で就職したいと答えたほか、自分が目指す仕事に就いてスキルを高めるために県外で就職するとの回答も寄せられた。ただし後者も、一度は大分を離れても、今日では二拠点居住やダブルワークが一般化しているので、いずれは大分でも働きたいという嬉しい意見であった。
(文責:大分経済同友会事務局)
<第1部の様子>
<第2部の様子>
大分経済の活性化には、「Z世代」と呼ばれる、1990年代後半から2000年代に生まれ今後の社会の中心になる若い世代に、大分で就職・活躍してもらうことが不可欠です。こうした問題意識から、当委員会は昨年に続きZ世代とのフォーラムを企画しました。県内の諸大学に通う学生をパネリストに招いて、大分の魅力・課題や、大分で就職したいか否かについて忌憚のない意見を伺います。
あわせて当会会員の企業に勤める若手社員の方々に大分での仕事や暮らしぶりを語ってもらい意見交換を行うことで、若い世代の大分への定着を進めるうえで大分の企業やまちづくりにいかなる環境整備が求められるかを探ります。
*本フォーラムは、『おおいた地域連携プラットフォーム』の協力を得て開催しました。
おおいた地域連携プラットフォームは、大分県内の産業界、地方公共団体、高等教育機関等が協働及び連携し、「高度人材育成」や「地域活性化」にオール大分で取り組み、地域の課題解決やイノベーションを創出し地方創生につなげることを目的として活動しています。
大分経済同友会ほか経済団体も協働機関として参画しており、協働事務局は大分大学地域連携プラットフォーム推進機構が務めています。
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