クリエイティブ大分委員会<芸術祭視察>『廣川玉枝inBEPPU』
実施日
2021年12月18日(土)
場所
別府市 鉄輪(かんなわ)地区
参加者:15名
*終了しました。
クリエイティブ大分委員会では毎年、別府市で開催される芸術祭『in BEPPU』の視察を行っている。この芸術祭は、国際的に活躍する1組のアーティストを招聘して、別府の地域性を活かしたアートプロジェクトを展開するもので、2021年度は、「2020東京オリンピック」のジャケットデザインなどを手がけたファッションデザイナーの廣川玉枝氏を迎え、『廣川玉枝 in BEPPU』として開催された。当委員会は、芸術祭初日の2021年12月18日に鉄輪で催されたイベント「地嶽祭神事奉納」の視察を行った。
この行事は、廣川玉枝がデザインした衣裳を身にまとったパフォーマーや市民が、疫鬼(コロナ)退散の祈りを込めて鉄輪地区を練り歩く祭りである。祭りはほぼ1日をかけて鉄輪各所で繰り広げられたが、当委員会はこのうち、鉄輪むし湯前の広場を舞台としたクライマックスを見学した。自然エネルギーの火をイメージして創作された火の精霊「天鬼(アマキ)」や、別府を形成する自然のエネルギーをイメージして創作された「来訪神・まれびと」が練り歩く様はさながら、大地のエネルギーに恵まれた別府を祝うかのごとくで、神秘的な非日常の空間を創り出し、別府の新たな魅力に気づかせてくれるイベントであった。
(文責:大分経済同友会事務局)