第72回九州経済同友会大会in鹿児島
日程
2024年11月28日(木)13:00~20:00大会討議・記念講演・懇親パーティー
2024年11月29日(金)*二日目はエクスカーション(ご希望の方のみ)
*終了しました。
*九州・沖縄から約300名参加、当会からは17名が参加しました。
大会会場
城山ホテル鹿児島
鹿児島市新照院町41-1
TEL099₋224₋2211
大会テーマ
「労働人口減少社会における企業と九州の発展戦略」
概要
<1日目>
大会討議/問題提起・意見発表(佐賀、長崎、熊本、鹿児島4県より)・全体討議・大会アピール採択
記念講演
懇親パーティー
記念講演演題「社会課題解決は企業・地域の成長の鍵」
講師 株式会社価値総合研究所 代表取締役会長 栗原 美津枝 氏
(公社)経済同友会 前 副代表幹事
<2日目>
二日目はエクスカーション3コースを実施(希望者のみ参加)
A歴史コース、B産業コース、Cゴルフ

大会のオープニングでは、九州経済同友会の代表委員である福岡経済同友会の青柳俊彦代表幹事、鹿児島経済同友会の岩元文雄代表幹事の二人が本大会の議長に選出された。青柳議長の進行により、岩元議長が開会の挨拶を述べ、続いて塩田康一鹿児島県知事から来賓挨拶があった。
大会討議では、九州経済同友会 企画委員長の本郷譲氏(福岡経済同友会)が司会を務め、まず副委員長の田中陽一郎氏(鹿児島経済同友会)から、労働人口に関する統計データを踏まえて、人手不足の深刻化について問題提起があった。登壇した意見発表者は、佐賀・馬渡雅敏氏(松浦通運㈱ 代表取締役社長)、長崎・船橋修一氏(九州教具㈱ 代表取締役社長)、熊本・永田佳子氏(㈱くまもとKDSグループ 代表取締役)、鹿児島・宮之原明子氏(㈱清友 代表取締役社長)の4名である。労働力の多様化(女性・高齢者・障がい者・外国人など)や、人材を自社につなぎとめるうえでのエンゲージメント(従業員の会社・仕事への熱意や思い入れ)や福利厚生のあり方を切り口に、活発な全体討議が繰り広げられた。討議を終えて本郷企画委員長が総括を述べ、共同議長から大会アピールが提案され、満場一致で採択された。
続いて記念講演として、㈱価値総合研究所 代表取締役会長の栗原美津枝氏に「社会課題解決は企業・地域の成長の鍵」をテーマに講演をいただいた。講師によれば、日本が抱える最大の社会課題は、人口減少と脱炭素の二つである。前者においては、人口減少にともなう人手不足、後継者不足への対処が重要であるとともに、島根県海士(あま)町を例に挙げて、2000人程度の最少人数でも持続可能なまちづくりを考えるべきと指摘した。後者については、かつては経済成長と脱炭素は相反していたが、今日では両立する時代に変化したという。脱炭素の加速を契機に、再生可能エネルギーなどの地元産エネルギーの開発で収益をあげて、その収益を将来の地域づくりに投資・活用していくことが重要であるとした。社会課題の解決を地域と自社の成長と変革のチャンスとすることで、社会価値向上と自社の企業価値向上の両立を図ってほしいとして、栗原氏は講演を締めくくった。
懇親パーティーは、鹿児島経済同友会 岡恒憲代表幹事の歓迎挨拶、来賓の下鶴隆央鹿児島市長の挨拶に続き、九州経済同友会 青柳代表委員の発声で乾杯となった。各県の参加者が自由に語らい懇親を深める場となった。最後に、宮崎経済同友会の杉田浩二代表幹事が次回大会開催地としての挨拶を交えてパーティーの閉会を告げた。
二日目はエクスカーションが企画された。Aコース(歴史)、Bコース(産業)、Cコース(ゴルフ)の3コースが設定され、当会からは希望者がAまたはBコースに参加した。 (文責:大分経済同友会事務局)
*九州経済同友会は九州・沖縄8県の経済同友会の連合体です。
年に一回、九同友大会を開催しています。
本年度は鹿児島経済同友会が担当し鹿児島市で開催されます。
※プログラムの詳細やご登壇者などは【会員専用ページ】でご案内しています。
※大会パンフレットは【会員専用ページ】でダウンロードできます。
※申込期限は10月25日(金)17時まで。