大分経済同友会

お知らせ

2024年1月観光・インバウンド委員会 シンガポール視察

観光・インバウンド委員会企画 シンガポール視察視察のご案内 ※終了

 *終了しました(視察団14名)
  概要は下記報告をご覧ください。

 2024年 1月18日(水)~1月22日(月)3泊5日

 

 <お申し込みについて>
 観光・インバウンド委員会に登録されている方へご案内しました。
 行程表などの詳細資料をご希望の方へお送りしていますので事務局へご連絡ください。
 視察の参加お申込みは11月30日(木)を期限としています。

報告

視察団14名が上記日程でシンガポールとマレーシア(ジョホールバル)を訪問した。
シンガポールの国土は東京23区よりもやや大きい程度だが、観光客の誘致には熱心に取り組んでいる。
その実態を学ぶべく、日本政府観光局(JNTO)シンガポール事務所の白石拓也所長を訪問して話を伺った。
白石氏によれば、コロナ禍からの観光の復活はめざましく、人口の約2倍にあたる1000万人という観光客をすでに呼び戻すことに成功したという。
一方で、シンガポール人が選ぶ人気の旅行先のベスト5は日本で、リピーターが多いそうだ。
人気の旅行先は東京、大阪、北海道、京都、千葉で、旅行目的は自然景観、日本食、ショッピング、歴史・文化、そして温泉である。大分県は15位内に入る人気県で、別府・湯布院の知名度は高く、今後の伸びしろは大きい。今後のインバウンド戦略としては、リピーター中心の成熟市場として「生涯リピーター層」を育成することが重要であるとのことであった。

 JTBシンガポール支店の大保彰充支店長との意見交換会では、サステナビリティ(持続可能性)を意識した取り組みを行っている地域への興味が高いという。
地熱を利用した食事、日本酒、旅館などの日本家屋に興味を持ち、価値を持ったモノや体験には惜しみなくお金を使う人が多い。
大分の課題は、ナイトタイムエコノミーや二次交通の活発化、地元産業とつなげた特別な体験ツアーの造成などである。九州の旅行先として、福岡、熊本に次いで多い大分にはチャンスがあるという話であった。

 マレーシアでは、20年をかけて開発中のマレーシア~シンガポール間の高速輸送システムの建設現場を視察した。
親日国であるマレーシアの生活習慣や現在の課題、そしてこの計画で大きく変わろうとする国のあり方などを伺うことができた。
(文責:大分経済同友会事務局)

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