2・19 第25回熊本・大分経済同友会 交流懇談会
日時・会場
2026年2月19日(木)14:30~18:00
レンブラントホテル大分 2階 二豊の間
*終了しました。(参加66名)

テーマ・内容
「中九州軸を東に延ばすことがもたらす恩恵」
〇基調講演
「中九州の次なる成長へ-成長を持続させるためのネットワーク思考-」
講師 学校法人文理学園 日本文理大学 副学長・工学部教授 吉村 充功 氏
〇トークセッション
テーマ「中九州横断道路の東への延伸による社会的・経済的効果」
登壇者 平岩 照正 交通ネットワーク委員会 委員長
吉村 充功 同委員会 運営委員/基調講演講師
モデレーター 橋本 均 大分経済同友会 副代表幹事
2026年2月19日、大分市にて第25回熊本・大分経済同友会交流懇談会が開催された。
交流懇談会は、当会の後藤富一郎代表幹事、熊本経済同友会の笠原慶久代表幹事の開会挨拶から始まった。
基調講演は「中九州の次なる成長へ-成長を持続させるためのネットワーク思考-」と題して、日本文理大学 副学長・工学部教授で、当会交通ネットワーク委員会の運営委員でもある吉村充功氏よりお話をいただいた。講師によれば、ネットワークの価値は全体がつながることで初めて生まれる。中九州横断道路と豊予海峡ルートがつながれば、九州・四国の周遊観光が可能となり、半導体や食品産業でも大きな効果が期待できる。国土軸が複線化することでリダンダンシー(冗長性)が生まれることも大事だという。講師はまた、道路整備の効果を測定する費用便益分析で便益に算入されるのが、時間短縮などの一部効果に限られ、災害時の効果などが含まれていないと指摘する。測定しやすい便益(B)だけを費用(C)で除したB/C(費用便益比)は本来、投資の是非を決める判断材料の一つに過ぎないはずだが、これが独り歩きして1を超えることが必須と誤解されている現状に警鐘を鳴らした。
その後に開催されたトークセッションには、吉村教授に加えて、当会交通ネットワーク委員会の平岩照正委員長が登壇し、橋本均副代表幹事がモデレーターを務め、中九州軸の東への延伸がもたらす効果について、まちづくりや産業・観光の面から意見交換を行った。そのうえでモデレーターは、採算性だけでなく国土強靭化の効果なども重視して交通ネットワークの整備を図り、都心集中と地方衰退の流れを断ち切らなければならないと結んだ。
続けて第2部の懇親会が、当会の川野みどり総務部会長の歓迎挨拶により開宴し、両県のあいだで交流を深めたところである。最後に、熊本経済同友会の平田雄一郎代表幹事から閉宴挨拶をいただき、交流懇談会は終了した。
(文責:大分経済同友会事務局)
