2・13 第41回西瀬戸経済同友会交流懇談会
日時・会場
2026年/令和8年2月13日(金)14:30~18:30
*終了しました(参加110名)


●交流懇談会:広島電鉄本社
(広島市中区東千田町二丁目9番29号)
●懇親会:ANAクラウンプラザホテル広島
(広島市中区中町7-20)
https://www.anacrowneplaza-hiroshima.jp/access/
テーマ
「人口減少下における交通インフラのあり方と『街』の賑わいづくり」
概要
2025年度の第41回西瀬戸経済同友会交流懇談会は、2026年2月13日に広島市にて開催された。愛媛・大分・福岡・山口・広島の西瀬戸地域の5県の経済同友会による交流の場で、共通の課題をテーマに毎年開催している。今回は、広島電鉄株式会社本社、ANAクラウンプラザホテル広島の二つの会場で開催され、110名(うち大分10名)が参加した。
最初にオプションとして、広島電鉄(以下、広電)の路面電車への乗車体験会が実施された。希望者は広島駅2階の新幹線出口に直結するよう新たに整備された広電の電停(2025年8月開業)から貸切電車に乗って広電本社に移動した。
そして広電本社の会議室で、交流懇談会が開かれた。冒頭、広島経済同友会の小田宏史代表幹事が歓迎の挨拶を述べた後、広島経済同友会常任幹事・まちづくり委員会委員長、広島都心会議会長の椋田昌夫氏から、「元気なまち“ひろしま”を目指して ~持続可能な地域公共交通とまちづくりについて~」をテーマに話題提供をいただいた。
広電の代表取締役会長でもある椋田氏は、呉市交通局からバス事業の営業譲渡を受けたエピソードから話を切り出した。講師はそのとき、広島市も人口減少、少子高齢化が進めば、公共交通がいつまで残るか保証できないと気づいたという。ITが進化すれば、通勤通学の需要も減少する。このため、公共交通は単なる移動手段ではなく、人々の遊びや健康維持のために使いやすい手段にならねばいけない。移動を促す動機づくりこそが大切なのだ。
広島は1945年に原爆投下で壊滅的な打撃を受け、1960年代に新たな都心部が形成された。それから半世紀が過ぎた2016年に広島経済同友会は、産学官民が一体となって継続的にまちづくりを議論・推進できる新たな仕組み・体制づくりが急務であると広島県・市に提言した。これをきっかけに2021年に設立されたのが、広島都心会議である。そこでは「提言だけでは変わらない!」を合言葉に、具体的な活動に取り組み、まちに“動き”をもたらそうとしている。例えば2023年に始まった「ひろしまド真ん中祭り」は、県内各地の食や伝統芸能を都心部で知ってもらうマルシェ・イベントである。
また、まちの活性化は一企業だけでは無理で、各企業のリソースを組み合わせて課題解決につなげる必要があるという。広電も「広島のワクワクを創造する」を旗印(パーパス)に掲げ、さまざまな取り組みを行っていると講師は語った。
その後の意見交換を経て交流懇談会は閉幕し、参加者は本社敷地内の車庫で、原爆で損害を受けた「被爆電車」や、飲食を提供できるよう改装されたビール電車「トランルージュ」を見学した。それから再び貸切電車で、ANAクラウンプラザホテル広島へ移動した。
懇親会は、広島経済同友会の香川基吉代表幹事の開宴挨拶・乾杯でスタート。参加者は、ホテル高層階の宴会場から広島都心部の風景を見渡すとともに、広島名物に舌鼓を打ちながら互いに親睦を深めた。最後に、次回開催地の愛媛経済同友会 山口普代表幹事の挨拶と、広島経済同友会の川妻利絵交流部会長の閉宴挨拶をもって、懇親会は幕を閉じた。
(文責:大分経済同友会事務局)
