12・2人財力向上委員会 <講演会>
人財力向上委員会 第2回委員会 <講演会>
日時 2025年12月2日(火)16:00~17:30
会場 トキハ会館 5階 カトレアの間
*終了しました(出席37名)

演題・講師
演題 「なぜシリコンバレーだったのか? 〜日本、アメリカ、スタンフォード」
講師 スタンフォード・オンライン・ハイスクール 校長 星 友啓 氏
人財力向上委員会は2025年12月2日に、「なぜシリコンバレーだったのか? ~日本、アメリカ、スタンフォード」をテーマに、スタンフォード・オンライン・ハイスクール校長 の星友啓氏を講師に招いて講演会を開催した。スタンフォード・オンライン・ハイスクールは日本であれば中高一貫校に相当する。生徒は基本的にオンラインで授業を受けるが、時にはスタンフォード大学で合宿するなど、ハイブリッドな教育システムを採用している。
講演は「なぜアメリカだったのか?」と「なぜシリコンバレーだったのか?」の二部構成であった。最初の問いは、なぜスタートアップ企業が米国で育つのかというものである。講師によれば、日本との決定的な違いは、米国では、①政府が基礎研究費を出し、②バイドール法にもとづき研究成果の特許を大学や研究機関が取得でき、③ベンチャーキャピタルがリスクマネーを供給し、④スキルを身につけ転職しながら昇進するのが通例という流動的な雇用市場が存在することの四つだという。
第二部「なぜシリコンバレーだったのか?」では「シリコンバレーの父」と称された、スタンフォード大学のフレデリック・ターマンの四つの苦悩と四つの戦略が紹介された。四つの苦悩とは、①西海岸の大学から東海岸の大企業への人材流出を止めたい、②大学の資金をより安定させたい、③大学を孤立させないために産業界との関係を構築したい、④東に負けないためにスタートアップを西の強みにしたいというものであった。そして、こうした苦悩を解決する四つの戦略を講師は語った。
①支店問題(支店経済だと東海岸の本社にお伺いを立てる必要があるので意思決定が遅れる)を解決するため、西海岸でスタートアップを育てる。
②リスクを許容して素早い開発に取り組むアジャイルなイノベーションに取り組む。
③スタートアップから新しいスタートアップが複数生まれる掛け算のエコシステムを構築する。
④才能ある個人を発掘して提案・出資をして、最初の大口顧客にもなって長期アドバイスを行うコーチング、メンタリングのモデルをつくる。
シリコンバレーの成長に際して、米国の産学官連携が果たした役割を学ぶ機会となった。
(文責:大分経済同友会事務局)
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